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以下はミリカキッズ英語の校長・白石先生がまとめたお話です。白石先生は高校生の時代にアメリカに一年留学後,全国最難関記述模試の英語で単独で一位になり,その後長年にわたって子供たちの英語教育に携わってきた先生です。ぜひ,お子様の英語教育の参考にしてください。

《以下文責白石》
日本にいて,国際化の波を見ていると,こどもたちをグローバルな能力を持った子供に育てたいと思うことがあります。その時に,思いつくのが,小さなころから通える英会話教室であったり,保育園や小学校で英語でしか授業をしない学校であったりします。しかし,その選択には十分な注意が必要です。どのような英語教育が日本に必要なのかまとめました。

例えば,2歳から6歳までインターナショナルの保育園に通って,英語でしか授業はしない状態で育ったとしましょう。すごく期待して入学させますが,どれだけの生徒が英語を話せるようになるのでしょう。

ここに統計があります。まず,小学生の途中まで英会話教室に週一回何年間か通わせた子供が高校生になった時に,英語が不得意である率がかなり高いことに驚かされます。親は,全く意味がなかったとこぼす人も多いです。週一回の授業で英会話教室に通っても私たちが知る限り,大人になった時に大きな実りがあるとは思えません。

それでは,インターナショナルの保育園(preschool) に通って,小学校は普通の小学校に通い,土曜学校などの英会話教室に小学生の間通い続ける子どもたちの場合は,どうでしょうか。この場合,結果はまちまちです。統計的評価をここにまとめます。
① スクールがどれだけ工夫しているか次第である。
② 親がどれだけ英語教育を自分たちでするか次第である。
③ 片親がネイティブスピーカーで子供に英語で話しかけることが毎日のようにあれば,すごくよい結果につながる。

さて,どのようなところで差が出るのでしょうか。スクールが先生任せである場合,たとえ2歳から6歳までインターでがんばっても,期待するほど英語力がつかないまま卒業する生徒が多いと言えます。但し,リスニング力がついて,英検4級までは,何とか合格力がつく生徒は多いと言えます。それはある意味素晴らしいかもしれません。しかし,英語をほぼ話すこともできず,英単語力も例えば January が何かわからないまま,卒業している人が多いことに驚かされます。《一部の preschool では先生任せではなく,素晴らしいシステムがあり,卒業時に相当な英語力をもって卒業する子供が多い学校があります。そういう preschool が,今後増えることが期待できると考えます。つまり,preschool も進化する必要がありますし,親側としては,しっかりと教育システムを把握してスクールを選ばなくてはなりません》

しかし,一方で,そんな先生任せのインターに通っていても,英語がペラペラ話せる生徒が散見されます。調べてみると生徒に特別な能力がある場合もあるでしょうが,基本的には,ご自宅での英語教育がその子供の英語力に反映されている,と考えてよいでしょう。

インターのプレスクールに通っても,小学生になって普通の公立の小学校に通い,4年間もすれば,インターのパワーも薄れていきます。ここで重要なのは,土曜学校などに通い続けることではないとわかります。

それでは,小学校から英語にすごく力を入れている学校に通った場合,どうなるのでしょうか。普通の小学校の校長先生たちが懸念する事項,「日本語の学習がおろそかになって日本での生活のための言語能力に支障が出るのでは…」ということが起こらないのでしょうか。毎日,英語だけの授業を受けて,日本語も英語も中途半端になり,思考能力に限界が生じるのではないか,という心配はないのか。

これは case by case と言えるでしょう。確かに日本語の面で同世代の子供たちに遅れが生じている子供たちが散見されますが,それは,初期のころの現象である場合が多く,いずれキャッチアップしていく子供たちが多いとも言えます。しっかりとした日本語教育を続ける限り,他の普通の小学生に追いつくことはそんなに難しいことではないと言えるのかもしれません。

以上のことを踏まえて考えたとすれば,私たちが考える幼いころからの理想的な英語教育とは何か。
① 先生任せのインターではよい結果は望めない。英単語力がつかないことと,アウトプットが少ないことが原因と思われます。
② 英単語のテストをシステムに入れて,どんどん難しい英単語を覚えさせていくこと。アウトプットのために必要な例文をたくさん覚えさせて,宿題などを通じて毎日アウトプットの練習【英語で発言させたり,日記や作文を書かせたり】をさせること。この二つを大事にするシステムがある学校では優秀な子供がいくらでも育ちます。

以上非常に単純な結論に至りました。以上の2点を参考にして,子供の英語教育をしていけば,皆さんの子供も大きな英語力を子供のころから身に付けることができるでしょう。私が経営するミリカキッズのシステムもインターのプレスクールで育まれた能力をさらに躍進させるためのシステムです。ミリカキッズのトップページから,入学をご検討ください。ミリカキッズ英語のトップページ

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以下に日本の各都道府県にあるインターナショナルスクール,インターナショナルプレスクール,ボーディングスクール《全寮制》の情報をまとめておきます。このページを読んでいる方は,本当に日本の希望となるお子さんを育てたいと思っておられる方が多いと思います。ぜひ,ご参考にしていただき,お子様の教育にお役立てください。
ミリカキッズ英語・ミリカグループ代表・白石